新ノ助の死ぬよりマシな人生

ニート4年経験して社会復帰した男の再挑戦の日々

アトピーの私が4年続けたニートをやめた話

こんばんは、新ノ助です。
本日の記事は昨日の続きです。
まだの方は先にそちらをご覧ください




▽目次

3.脱ニート

4.総括




3.脱ニート


指先の化膿は、病院でその場で薬を塗ってもらい、2日で治りました。
これにはさすがに乾いた笑いがでました。
この数ヶ月はなんだったのか、と。

これまでの病院嫌いを、少し反省しました。

ニートを辞める具体的な計画を立て、親とも話し合いました。

なぜ家から追い出さなかったか、
と聞いてみると、アトピーで可哀想だったからと言われました。


数日後、以前から勧められていた大学病院に行きました。

ここで、私は頭を横から金槌で強打される程の衝撃をうけました。

私が過去のステロイド治療中止によるリバウンドの事を話したところ、

ステロイド塗布薬の使い方、量、そして辞め方に至る全てが【間違っていた】』

事を教えられたのです。
街医者では一度も聞いた事がなかった事を初めて知り、
“ここで治療を受けてみよう”
と決意しました。

未だにステロイドに対して恐怖心は残っていますが、塗布薬は内服薬と比較して、正しい使い方をすれば副作用のリスクは無いと知りました。

処方の結果、内服薬はステロイドではない痒みとアレルギーを抑えるものを貰い、
塗布薬は、顔と体用に複数、優しく薄く傷部分のみを塗るように指導されました。
乾燥部分全体に塗る非ステロイドのものも、貰いました。

なにより、担当の先生もアトピーだという事が一番心強かったです。

それから、数週間で肌は見違えるほどキレイになり、気持ちも上を向き始めました。

日雇いの仕事で自信をつけて、
まずは体力の要らない事務仕事から始めようと思い、何件か応募して無事採用が決まりました。

非常に運良く、契約社員になれました。


4.総括


私がニートになった最大の理由は、中学時代の〈ステロイド中止によるリバウンド〉から始まった【ステロイド恐怖症と病院嫌い】
であったように思います。

これは、大学病院に行かなければ気づけませんでした。
私自身、〈普通の高校に通えなかった〉失敗体験がニートの原因とずっと考えていましたから。

もっと根底に問題がありました。

また、今回初めて血液検査をしました。
結果として、ハウスダストと犬猫に強いアレルギー反応が出る事がわかりました。

これからは、アトピーと真正面から向き合って死ぬまで付き合っていく覚悟でいます。


次回は、アトピーで苦しむ人に伝えたい事、を記事にします。
読んで頂きありがとうございました。
以上、新ノ助でした。